おはようございます。
今日はマンションやビル等高い建物に足場を架ける際に行うウインチ作業について書いて行きたいと思います。
ウインチ作業とは名前の通りウインチを使って足場を組み立てる作業です。
上記写真は下巻きウインチです。
高い建物に足場を組み立てる際、必ず必要な荷揚げ作業があります。
建物が30mの高さの場合足場1段の高さがおよそ1.7mなので足場を18段組立なければなりません。たとえば足場のワイドが18mだと1スパンがおおよそ1.8mなので10スパンです。1段組み立てるたびに10スパン分の材料を荷揚げしなければならないのです。その荷揚げ作業をウインチに任せてしまうという工法です。
まずは地組をして行き手の届く高さ迄は手渡しで荷揚げをしていきます。
手渡しでは届かなくなってきたらタワーと言って昇降設備だけをウインチで組み上げて行きます。
上記写真がタワーです。
タワーが組みあがったら最上部に取り付けてあるウインチやホイストを利用して荷揚げをしていきます。1度に何本も荷揚げできるので(安全な範囲で)足場を組立るスピードも速く工期短縮や人件費の削減にもなります。
今日はウインチ作業について書いてみました。
それでは良い週末を!