部材の紹介(枠組足場編)

おはようございます。

今日は枠組足場を組み立てる為の部材の紹介をして行きたいと思います。

まずは枠組足場の名前の由来でもある建枠です。

上記写真は600枠です。

建枠には何種類かあって600、900,1200,1500と建枠の幅が選べます。

現場の状況によって枠の種類を選べて十分に広い敷地がある時は1200枠や

900枠を使用しますが改修工事などで十分な敷地が無い時は600枠が主に使用されます。1500枠はローリングタワーに使用される事が多いです。

次は布板です。

上記写真は500幅で1800の長さの鋼製布板です。

通称アンチと呼ばれていて作業床と横架材として使用されサイズは幅が500幅の物と250幅のハーフアンチがあり長さは600,900,1200,1500,1800とあり現場の状況によって種類が選べます。

次は交差筋交いです。

上記写真の建枠と建枠の間の×が交差筋交いで通称ブレスと呼ばれる事が多いです。ブレスが入る事で横揺れが軽減れます。

サイズは鋼製布板と同じく600。900.1200.1500.1800とあります。

次は下桟です。

写真は1800サイズです。

下桟は布板とブレスの間に取り付ける部材でその隙間から墜落するのを防ぐ役割があります。ブレスの写真のブレスの下に入っているのが下桟です。

次はBブレスです。

Bブレスはブレスと下桟が一体化した物で作業効率がよく下桟を取り付ける手間が省ける優れものです。

そしてジャッキベースです。

ジャッキベースは地組をするときに足場の高さを調節するための部材です。

1段目の高さを慎重に合わせないと2段目からくみ上げる事が出来なくなります。

建枠は垂直に布板は水平になるようにジャッキベースで合わせて行きます。


今日紹介した部材があれば枠組足場をくみ上げる事ができます。

まだまだ沢山の部材があるのですが今日はこの辺で

それでは良い週末を!